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青森ロックフェスとTOMOVSKY

先週、
成田大致君の主催する
青森ロックフェスティバル「夏の魔物」に行ってきた。
2011年から5年連続5度目の参加である。

AOMORI-ROCK-FESTIVAL

2011年・2012年は、個性的ながらも所謂ロックフェスという内容だったものの、
2013年に会場を森田村円形劇場から夜越山スキー場に変更してからは、2014年・2015年に続くまで大致君の個性が爆発。様々なサブカルチャーを詰め込んだ異種格闘フェスに変貌した。

始発バスには乗りそびれたものの、
早朝8時からオリオン座の下でセックスする歌を神々しく歌う「ひろやー」から俺の今年の夏の魔物が始まった。

そこから
・ニューロティカ
・ブラックDPG
・DJやつい
・神聖かまってちゃん
・INKT
・掟ポルシェ
・FACT

までノンストップ。
ニューロティカの生あっちゃんは最高だったし、
かまってちゃんは、期待通りの問題行動だし、
問題児、田中聖率いるINKTは予想以上にかっこ良い音楽だったし、
解散を発表しているとは思えないFACTの高パフォーマンスも圧巻だった。

そこから、夏の魔物の元メンバーvs現メンバーという因縁のプロレス
・アントーニオ本多vs福田洋
を観戦。福田洋には元ファンに対して一言マイクパフォーマンスが欲しかったなーと思ったものの。
ガチ因縁のためか、無言で引き上げてしまったのが残念。

※後日談としてライダーとは仲直りしたとの事だが、大致君とは・・・ダメだろうなぁw

次に、

クリトリック・リスの狂気からの
スト2大会の観戦。なんかオカマが優勝してた気がするw

メインステージに移動して、久しぶりのサニーデイ曽我部を堪能したところで休憩。

朝まで仕事してそのまま来場して見て回っていたので、体力回復のために1時間半ほど仮眠。

そして、今日のメインイベント。

桜庭和志vsケンドー・カシン
という東京ドームでも満員にできるほどの好カードが青森のロックフェス会場で実現。

しっかり主役2人の高レベルな攻防戦を楽しみつつ
賑やかし役のササダンゴマシンと葛西純がちゃちゃを入れて終了。

フェスの一試合で、ここまで見れたら満足満足。

そこから、
GLAYのHISASHI率いるMSMS。
ジャイアンとストロングや、HideのロケットダイブでHISASHIの美声を堪能。

その流れで、
夏の魔物ホストユニット「夏の魔物」+「ブラックDPG」に「HISASHI」+「ROLLY」を加えた贅沢な催し。ギター演奏から小芝居までHISASHIのサービス精神に感服。
さすがのサブカル王子である。

つづいて
岡村靖幸のOL Killer。
電気トラブルがあったもののさすがの冷静さで継続。
久しぶりの生岡ちゃん良かった。

水曜のカンパネラは、
機材セットの上から登場。
可愛いらしさとカッコよさを楽しみつつも後ろ髪を惹かれ
今日の個人的メインイベントTOMOVSKYに向けて道場ステージへ移動。

中では、Jin-Machineとそのファンが歌い踊り狂ってた。
遠巻きで見ていたはずが、気づくと混ざって踊っていた。
やばいこれは楽しいwwww

と、寒くなり冷え始めた体がいい感じに温まったところで

トモフ!!

3年前の夏の魔物で知ってから、ソロライブに足を運ぶまでハマった「TOMOVSKY」である。

49歳のおじさんが歌うゆるくも芯と哲学のある歌。
そして、参加したどのアーティストよりも、会場にいるどの客よりも目をキラキラさせて子供のように楽しそうに歌うアーティストである。
演者があんだけ楽しそうにしてたら、トモフも知ってる知らない関係なくその場にいるみんなが笑顔で楽しめちゃう。そんな不思議な魅力のあるおじさん。

今回は屋内「道場ステージ」で、会場の中では一番小さいステージ…。

一昨年には大トリを務めたアーティストにこの会場かよ・・・と思っていたものの、はじまってみると大正解。

他のどのステージも後ろが広く開けているため、後ろにいくほどゆるく佇んで見ている客も多い中、このステージは最前列から最後列まで一体になって盛り上がれる、丸い形状な壁のせいか、音響も悪くなく、まるで即席ライブハウス状態。

この中で、トモフも客も1曲目から全開。
30分ほどの持ち時間を全速力で駆け抜けた。

いままで数多くのライブを見てきたが、
この日のトモフのライブは、間違いなく生涯ベスト1の体験だった。

当然アンコールがはじまるも、
すごく嬉しいけど成田君に迷惑はかけられないと、トモフの発言にアンコールが暖かい拍手に変わって終了。漢だ。

この後に、
・KING BROTHERS
・ラフィンノーズ
・人間椅子
・フィナーレ

ともう一ヤマ待っていたけれども、
TOMOVSKYの余韻が素晴らしすぎてそのまま帰りのバスに乗って帰宅と相成りました。

後日の参加者の魔物レポートを見て、ラスト帰るんじゃ無かったなーと後悔はしたものの

そんなんも含めて、これまでで一番のフェス体験であった事を報告します。
アラバキよりもライジングよりも良かった。まじで。

Categories:   Music

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