北海道新幹線開業間近で、北海道の入り口「函館市」は大盛り上がりな今日此の頃。
終着駅から通過駅になってしまうこちら「青森市」は、静観の様相でいまいち盛り上がっていなかったりします。

そんな青森市の事情とかそんなんどうでも良いんだけど、
個人的に新幹線の開通は便利になるどころか、不便になって不満しか無いです！

どうしてか

音楽アーティストのライブツアー開催地から漏れまくる青森県のライブ大好き民としては、
メインの活動フィールドは、地元青森ではなく札幌や仙台だったりするわけです。

そうなると、ライブ遠征のたびに当然無駄に交通費が発生するわけでして、
より多くのライブが見れるように、なるべく安い交通手段を選択しつつ経費を節約して遠征予算を捻出することになります。

 
そんな中、北海道遠征の強い味方であった「急行はまなす」が新幹線開業でダイヤの邪魔になるからと3月で運行を終了するとの事。
これが不満！！！

急行はまなすとは

急行はまなすが どんな電車であったかというと、

・青森市 ⇔ 札幌市 間を運行
・片道8時間の夜行急行列車
・札幌 朝6時着～夜22時発
・往復料金11,000円程度（急行料金込み）

こんなやつ。

もっと簡単に言うと、夜間の睡眠時間に移動するため札幌旅行を朝から晩まで丸々1日楽しんで帰ってこれる格安列車なのである。

※「青森～札幌とか隣だろ」と思われるかもしれませんが、青森から札幌までの移動は距離的にも時間的にも青森から東京へ行くよりも遠く、青森から札幌まで行くだけの時間を青森から南下した場合に愛知辺りまで着いてしまう程の遠さなのです。

急行はまなすが無くなると

急行はまなすがあれば、例えば札幌市で日曜日に行われるライブイベントでも、午前中に観光や美味しいものを食べる余裕も付いてのんびり遠征が可能です。
【土曜日夜出発 → 札幌翌朝着 → 観光 → うまいもの → ライブ → 飲み → 22時便乗者 → 青森月朝到着】
【行程：二泊三日 交通費：11000円 宿泊費：0円】

しかしこの列車がなくなることで、
【日曜日朝出発 → 札幌夕方着 → ライブ → 青森行きの最終便は2時間前 → ホテル泊 → 青森月昼到着】
【行程：一泊二日 交通費：26000円 宿泊費：8000円 有給休暇：1日】

となるのです。

こんな状況で、北海道新幹線開業なんか祝えない！

北海道を活性化させるための新幹線が、本州側からの利便性を失ってるんじゃ意味ないやーん。
貨物列車用に普通線路もちゃんとあるんだし、新幹線の通らない夜の運行なんだから廃止を中止してくれないもんか。

 
という愚痴でした(；◜◡‾)