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ワンコインで24時間TS3鯖運用~その1~

ここでは、インターネット上でボイスチャット(以下VC)を実現するバーチャルサーバTeamSpeak3(以下TS3)を、
ワンコイン500円/月で24時間運用するための方法を解説します。

まず、なんでSkypeじゃなくてTS3なの?って話
TS3は、Skypeよりも軽量動作し、同時接続可能数も多く、感度調整(生活音カット)や音質調整(通信量調整)などの設定も豊富。
同時起動している他のアプリケーション等への影響も比較的軽微なため、ゲーム中のVCツールとして非常に優秀なツールです。

ここに辿り着いたならば、もしかしてすでに経験済みな人もいると思いますが、Windows上でTS3の鯖を立てるのは至極簡単だったりします。
Windowsパソコンと、ポート開放可能なネットワーク接続環境があれば、クリックひとつ(誇張)で鯖を立ち上げる事ができます。
大変お手軽なため、この方法でTS3鯖を運用しているひともたくさん居るかと思います。

しかし、この方法ではPCを起動している間しかサーバーを稼働させられないため、鯖立て主のPC不調、旅行、残業、飲み会、試験勉強、電気・通信料金未払いなど、鯖主の環境が不慮の事態となった場合に、接続できないメンバーが右往左往…なんて事態がよく発生します。

そういった事が二度三度と続くうちに、「24時間常設してるTS3鯖はどうやって運用しているのだろう」「自分も立ててみたい」「お金かかるのかな」と、いろいろ興味を持つことになります。

簡単に考えれば、上記の環境(Windowsパソコン+TS3 Server)を24時間起動しっぱなしすれば良いだけなのですが、

通信回線の圧迫、PCの寿命劣化、電気料金、メンテナンス、夏場の冷却問題など、自前で24時間の運用をするには、当然様々なリスクと手間とお金がかかります。

そこで、登場するのが
今回利用するVPS(Virtual Private Server)というサービスです。
これは、インターネット上にあるサーバの一部を、個人用サーバとして借りられるサービスで、
24時間365日稼働し、ハード的なメンテナンスが不要という素晴らしいもの。(メンテナンスはサービス提供元がしてくれます。)

そして、
DTIさんが提供する「ServersMan@VPS」というサービスを利用すれば「月額467円」!
下手したら自分で運用した場合の電気代よりも安くVPSが運用できるという素晴らしいサービスです!!
安いなりにスペックを犠牲にしたサーバだったりもしますが、ニコニコ動画の会員料金と同じ、ワンコインで運営できると考えるとまぁ十分。

ServersMan@VPS 月額467円~

ということで、
この「ServersMan@VPS」というサービスを利用して格安な24時間TS鯖を立ててしまおうというのがこのページの趣旨です。

※別にDTIさんから金銭的な何かを貰って宣伝してるわけではございませんw (くれるなら貰うよ!)

ちなみに他には、
さくらインターネットが運営する
さくらのVPS 635円~

お名前.comが運営する
お名前.com VPS 896円~

なんかもあります。当然料金が高くなるほどサーバの性能が良くなり安定性の高い運用ができます。

ServersMan@VPSでスペック的に不満を感じたら他のサービスに移動しても良いのかもしれません。

ということでここから本題。
ワンコイン500円程度で常設のTS3サーバーを運用するための手順を解説していきます。

手順としては以下
1. VPSサービス「ServersMan@VPS」と契約(クレジットカード必要 ※VISAデビットカード可)
2. VPSのLinuxサーバに接続
3. サーバ初期設定
4. TeamSpeak3をインストール

あら簡単。

通常の方法と違うのは、
・自分のPCではなく、ネットワーク上のサーバ(VPS)でTS3を起動。
・サーバのOSがWindowsではなくLinux
くらいでしょうか。

初めて聞く単語も混じってて、
それってほんとに「簡単」なの・・?( ゚д゚ )
と、お思い始めた人もいるでしょうが、手順どおりミスなくやれば、ものの1時間もしないうちに鯖が立ってしまう・・・はずです。

TS鯖を建てるだけなので、致命的な問題が起こるような作業はしませんが、
手順解説の前に一応 免責事項を一筆。

免責事項
——————
※個人の責任でサービスの契約およびサーバ等の設定を行ってください。
※これに関わるいかなる損害やトラブルも当方では一切責任を負いません。
——————

不安を煽ったところで、手順解説の開始です。

その2へ続く

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