今回のレビューは、SteelSeriesの「シベリア V3」です。

この製品は、普段使いできそうなほどスタイリッシュなデザインとカラーバリエーションで、性能にも一定の評価が集まる人気の製品です。

ここ数年人気を誇っていた銘器「Siberia V2」の後継機であり、低音の強化やマイク品質の向上などが図られた。

音質

ドライバユニットが一回り小さくなったせいか低音寄りのセッティングで音域のレンジは狭め。AVAにおいては強調された低音が邪魔になる可能性もあるので、違和感のある人はイコライザでカスタムが必要。特性としてはゲームよりも音楽のリスニングに向いている気がする。

解像度

粒を感じる音の解像度があり分離性が高い。そのままでもいけるが、イコライザと合わせることで複数の音を正確に聞き分けられる高解像度が備わる。

定位

左右定位は十分。前後は音場が少し狭めで定位感をつかむまで慣れが必要かもしれない。

マイク

ゲーミングヘッドセッドの中では優秀な部類にはいる性能。音に独特な感じがあるものの、雑音の拾いも少なくクリアな話し声を相手に届ける事に特化したチューニングがされている。

装着感

イヤーパッドの感触が良くフィット感は良く音を全て耳で受け取っている感があり、V2よりも装着感は良い。ただし頭のサイズによっては窮屈に感じて長時間使用が辛いかもしれない。

耐久度

相変わらずの連結部がプラスチック。さすがに改善しているとは思うがV2は持ち運び時に鞄の中で粉砕していたので不安はある。高耐久度を求めるなら上位機種の「Siberia Elite Prism」や「Siberia Row Prism」をどうぞ。

 
 
 
とまぁ、こんな感じでしょうか。

ゲーミングヘッドセットとして十分な性能があり、何よりカッコいいモデルから可愛いモデルまでデザインも楽しめる。さすが長年愛されているSiberiaシリーズ、おすすめです！

 
※多分に主観を伴う謎情報が散りばめられている可能性があるので、あくまで参考程度にどうぞ。